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  • カラコン(カラーコンタクト)の歴史

    カラコン(カラーコンタクト)の歴史
    カラーコンタクトは、美容やコスメと並び自分を美しくするための大切なアイテム。今ではどこでも簡単に購入することができます。ですが昔はなかなか手に入らないものでした。カラコンの歴史って意外と長いんです。知っていましたか?




    ソフトコンタクトレンズの歴史について





    今や、美容、コスメ、化粧品と並んでカラコンと言っていいほど、ポピュラーなものになっています。

    あなたはカラコンの歴史をどこまでご存知ですか?
    意外と「へぇー」ってなることが多いですよ♪

    カラーコンタクトレンズの多くは、ソフトコンタクトレンズをベースにしています。
    まずはカラコンの歴史の前にソフトコンタクトレンズのことを知りましょう!

    そもそもコンタクトレンズの起源は、かのレオナルドダヴィンチが今からおよそ500年前に発明したと言われています。

    その後、本格的なソフトコンタクトレンズの開発が行われたのは1955年チェコスロバキア国立高分子科学研究所が最初だそうです。

    初期のコンタクトレンズはめちゃくちゃ大きくて、思いっきり瞼を広げないと入らないほどでした。それが改良に改良を重ねて現在のサイズになっています。

    1971年、アメリカのボシュロム社が初めて製品化されたソフトコンタクトレンズを発売。
    1988年、アメリカのFDAが使い捨てコンタクトレンズを認可しました。


    カラーコンタクトレンズの歴史について





    カラーコンタクトが登場するのは1990年代に入ってから
    最初に開発をしたのはドイツの『カール・ツァイス社』と言われています。

    カラーコンタクトレンズは、はじめは視力を矯正できない度なしのものでしたが、もちろんファッション用ではなく、無虹彩眼や虹彩欠損、白内障に対処する治療用として使われていたようです。


    日本は2000年にカラコンブーム到来!





    日本でカラコンが知られるようになったのは、芸能人が瞳を大きく見せるためにカラコンを着用し注目を浴びたのがきっかけと言われています。
    最初は一般の方で使用している方はあまりおらず、一部の芸能人の方や歌手の方がオシャレのためのアイテムとして使用していました。

    2000年を境に、安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんが使用したことで一気にブームに。
    それに合わせカラコンの使用者が増えました。主な使用年代は10代〜20代前半の女性でメイクをする感覚でカラコンを楽しむようになりました。

    しかしこの頃、視力矯正用のカラーコンタクトレンズは薬事法の規制対象にされており、オシャレ用の度の入っていないカラコンは「雑貨」扱いとされていたため、特に認可もなく誰でも購入することができてしまっていました。

    その結果、正しい装着法の認知が低く、目のトラブルも合わせて急増する事態になってしまいます。
    (韓国や中国では、質の悪いカラコンの中に雑菌が入っており、それを装着した人の目に寄生虫が育ってしまった、というちょっとグロテスクな被害報告もあります。)

    この原因は、国が、団体がしっかりとカラコンを検査をしなかったからです。


    オシャレ用カラコンは雑貨から安心安全の"医療機器"へ





    雑貨といえどもコンタクトレンズは目に入れるものです。
    十分な品質検査が行われていないカラーコンタクトレンズが普及し、それにともない目のトラブルも急増していきました。

    そこで2009年に『高度管理医療機器』として厚生労働省の承認が必須となったわけです。
    高度管理医療機器とは、心臓疾患に使われるペースメーカーなどと同等の扱いになります。当初は雑貨扱いだったカラコンは、安心と安全が確保された医療機器へと進化しました。

    ひと昔前であれば高価なアイテムだったカラーコンタクトレンズですが、今はかなりお手頃に購入できるようになり、カラーバリエーションも豊富になりました。


    カラコンの本名は、◯◯◯◯。





    カラコンは、通常のコンタクトレンズと区別されていますが、カラコンの本名は薬事法では「非視力補正用色付コンタクトレンズ」として通常のコンタクトレンズと同様に規制されています。

    カラーコンタクトレンズには、様々な製造方法が存在します。

    ・ソフトレンズに着色加工を施したもの
    ・眼球側・まぶた側のどちらか表面に着色剤で印刷し、素材の間に着色剤をはさみ込んだものなど

    とあるデータでは日本の女子学生(大学)の90%以上が1回はカラコンを使用したことがあるというアンケート結果が出ています。
    ファッション雑貨として気軽に買うことができたため、そのほとんどが“カラコン”を使っているというカリスマモデルやタレントに憧れる10代~20代の若い女性に、急速に普及したという背景があります。
    今では、度なしのカラコンは「おしゃれ用カラコン」と呼ばれ、広く認知されています。


    カラコン戦国時代突入!





    シーンに合わせて使い分けることができるカラコンは、
    女子にとってオン・オフを使い分けるアイテムとして日本だけでなく世界中で使用されています。

    思いっきり目を豪華にするカラコンから、ナチュラルな色合いで目を強調させるカラコン、最近ではハロウィンアイテムとして奇抜なカラコンも登場するなど、様々なデザインが登場しています。

    若い女性の利用者も多く、お値段も比較的安いことから、多くの企業がタレントをイメージモデルに起用してカラコンの開発販売をしています。

    世はカラコン戦国時代に突入。
    あなたもカラコンでおしゃれの世界を広げましょう♪

    芸能人の使用などで一気に広まったカラコン。
    なんとなくお分かりかと思いますが、カラコンの魅力とは一体どのようなものなのでしょうか。
    実は意外な使い道もあるんですよ!




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