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糖質制限ダイエットは完全に時代遅れ
未だに「糖質制限」ってブーム扱いされているし、SNSなんて見てると、「今日から糖質制限する!」とか「糖質制限で痩せた!」とか言ってる人がいますが、本当に糖質制限の意味・やり方を理解しているのか疑問です。
そもそも糖質制限は、健康に悪く、ダイエット的にも失敗する方法です。なぜなら、糖質を制限することで痩せれるという根拠がそもそも無いから。最近の研究では、糖質と肥満には関係がないことがわかっています。糖質を摂るから太るなんてことは一切ありません。
この間、沖縄のバスに描かれたラッピング広告で「糖質制限ランチで痩せよう!」とか書いてある飲食店の広告を見かけましたが、「おいおいこの店大丈夫かよ・・・」って正直思っちゃいましたね。(写真撮っておけばよかった)
糖質制限とか、もう死語でいいです。
危険な糖質制限
そもそも糖質を含むご飯やパンや麺類って、大昔の人たちが生きるためのエネルギーとして摂取してきたもの。なのにこれを制限しようって・・・おいおい、先輩方の食事、人生を否定でもする気ですか。
糖質というのは大切なエネルギー源はもちろんのこと、ホルモンを作る働きもあるので、厳しい糖質制限をすると女性の方は生理不順になったりもします。エネルギー不足になれば、ガソリン空っぽの車と一緒です。低血糖になって意識朦朧になっちゃいますよ。 絶食にも近いような、1日に30gほどしか糖質を摂取しない厳しい糖質制限のことをアトキンスダイエットとも言うんですが、こんなの自殺行為もいいとこです。
あのラ◯ザップはめちゃくちゃ厳しい糖質制限で有名ですね。確かにあの会社のCMに出演する方ってビフォーアフターがすごいですよね。
でも・・・ここで質問なんですが、CMに出演した芸能人で、ラ◯ザップを卒業してからも体型維持できてる人っていますか??
私は確認できたことないです。
ラ◯ザップのプログラムを見たある医者は「こんなことしてたら死ぬ」とまで言ってますからね。危険なんですよ。糖質制限の第一人者は、糖質制限で死んだと言われているし(真偽は不明)。
糖質制限のデメリット①最悪の体臭
糖質を摂らなくなると、もちろん体内にも糖がなくなっていきます。するとどうなるか。
まず口臭や体臭が強くなり、なんともいえないツーンとした酸っぱいニオイがするようになります。人によってはワキガより臭いんです。
人間は本来、食事から摂取した糖質をエネルギー源としています。ところが、糖質制限をするとその糖質が体内で不足します。すると、体は脂肪を分解してエネルギーを作り出すようにします。この作業は、肝臓を使って行われ、このとき血液中に放出されるのが、『ケトン体』と呼ばれる物質です。これが臭いのモト。
まあ、ケトン体が放出されているということは、体内の糖質の代わりに体脂肪が燃えているという証拠でもあるんですけどね。確かに脂肪が燃やされているから痩せるという判断はできますが、これだけで安心するような人は大間違い。そういう人はにわかダイエッターです。ケトン体が出てくるということは、飢餓状態になっているということ。
体が飢餓状態になっているということは、基礎代謝も下がるとこまで下がっている状態です。代謝が落ちるということは痩せにくくなっているということ。これ以上痩せたらやばいから代謝量を無理矢理減らしているんです。だから、ダイエット期間中でも痩せにくくなっている状態です。
しかも、この時にちょっとでも糖質や脂質を摂取すれば、今まで以上に体が糖や脂質を欲しているので、思いっきり吸収します。つまり、ラ◯ザップがやるような極端な糖質制限は、プログラム遂行中は痩せるが、プログラム完了後も厳しい糖質制限を続けなければ、通常の食事に戻した場合でも、今まで以上に太りやすくなるってことです。
(たっけー金払って、一生ラ◯ザップのお世話になるしかないのか・・・。)
糖質制限のデメリット②基礎代謝が落ちる
糖質は人間の体を動かすエネルギー源の1つです。その糖質を制限すると、代わりに筋肉中のタンパク質がエネルギー源として使われてしまい、筋肉が分解されることがあります。ガリガリになるってことですね。
ダイエットする上での超スーパーアルティメット基礎的な知識ですが、筋肉量が落ちてしまうと、それに比例して基礎代謝量も少なくなってしまいます。基礎代謝とは運動をしていなくても、呼吸や姿勢の維持など様々な活動で使われる最低限のエネルギー消費量のことです。
この基礎代謝量が低下するということは、単純に消費されるエネルギー量も低下するということで、その結果、「痩せにくく太りやすい」体質になってしまうこともあるのです。
糖質制限のデメリット③腸が砂漠状態になる
2018年4月11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、糖質制限ダイエットの大きなデメリットが放送されました。順天堂大学教授の堀江重郎先生が、腸の粘膜が薄くなる“砂漠腸”という状態について原因や危険性を解説してましたね。
糖質制限は、糖質さえ摂らなければ肉や魚などのたんぱく質は食べてもOK。 しかし、短期間で結果を出そうとしたりして、糖質制限が行き過ぎてしまうと、腸の中の厚く弾力のある粘膜層が薄くなり、砂漠のようにカサカサな状態になります。
この状態は“砂漠腸”と呼ばれ、肥満や肌荒れ、花粉症などのアレルギーを引き起こす原因になります。さらにこれが悪化した場合、最悪大腸がん、肝臓がんの恐れもあります。間違った糖質制限はとても危険です。
お酒ばかり飲んだり、脂っこいものばかり食べているのと同じで、無理な糖質制限をするということは、生活習慣病に向かっているということを認識してください。
糖質制限のデメリット④太りやすくなる
糖質が足りなくなると、腸内ではビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌が減少します。善玉菌は糖質をエサにして活動しているため、糖質が足りないと腸内環境を整えることができない状態になります。善玉菌が減れば、ほかの腸内細菌が粘膜を食べてバリア機能を破壊します。するとバリアの壊れた腸から血管、全身へと回ってしまいます。
また腸内細菌からは、我々のめちゃくちゃ味方である、太りにくくなる物質が分泌されるのですが、善玉菌が減ることでこの物質も減少します。糖質を一切取らないと、ダイエットどころか脂肪がつきやすい体に変わるおそれがあるのです。
さいごに
糖質制限は「まずは糖質を制限しよう!」という考えを捨ててください。この考えだと、カロリー制限になりかねないから。糖質制限はカロリー制限とは違います。またカロリーと肥満には科学的根拠がありません。
こんな考え方にしてください。
「ダイエットやボディメイクに重要なタンパク質やビタミン、ミネラルを最優先で摂取!そっちの摂取を正しく増やした結果、お腹いっぱいで糖質の摂取量が減っちゃった。」というよな考え・行動が良いでしょう。
あくまで、糖質は摂取するもの。
でも、糖質を取りすぎてはいけない。
糖質摂取量はある程度抑えなければならない。
でも、カロリー制限ではない。
他の栄養素を摂取してたらお腹がいっぱいになってきて、ご飯があまり食べれなくなった。というようになるのがいいと思います。
重要:過度な糖質制限は無意味、ぃゃむしろマイナス
糖質を制限した分、他栄養素をしっかり摂取!
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