カラコン用語「BC」
画像：yahoo.co.jp
カラコンのレンズは平らではなくて曲がっています。そのレンズの曲がり具合を示したものがBC(ベースカーブ)です。
人の目は誰しもが丸いですが、目の湾曲度合いは1人1人違います。カラコンのレンズがしっかりと目にフィットするように、湾曲度合いをmm単位で調整して、その数値をBC(ベースカーブ)として出しています。
日本人の眼球は他の国に比べると大きく、平均BCは8.6mm～8.7mmと言われています。
自分のBCに合ったレンズはつけ心地が良くて、まばたきをしても一番いい場所に常にレンズがいてくれます。
カラコンはメーカーが生産した数値のBCしか買うことができません。無駄な出費を防ぐためにも、カラコンを選ぶときはBCを必ずチェックしてください。
BCをしっかりチェックしなかった場合どのようなトラブルが起きるでしょうか！？
自分の目より小さいBCをつけている場合
数値の小さいBCはレンズの曲がり具合がきつくなるので、目を締めてつけてしまいます。この締め付けでレンズがズレにくくなり、目に張り付いてしまうことも。
レンズが目に張り付くと違和感だけではなく、角膜に傷がついてしまう可能性があります。これではよくありません。
自分の目より大きいBCをつけている場合
数値の大きいBCはレンズの曲がり具合がゆるやかになるので、レンズが目の中で安定することができません。目の圧迫感は減りますが、レンズがズレることでカラコンが外れやすくなるでしょう。それは常になのでストレスになります。
また、レンズがズレてカラコンの色素が角膜に重なってしまい、視界が悪くなることもあります。これもよくないですよね。
BCが合わないとこんなトラブルも…
①充血する
BCが自分の目より小さいと目が圧迫し、目の血管が膨らんで充血してしまいます。合わせて、レンズの圧迫感で目が痛くなってしまうこともあります。
②目がゴロゴロする
BCが自分の目より小さいと、レンズのフチ部分が目に直接触れてしまうので目がゴロゴロしてしまいます。このゴロゴロ感のせいで、つけ心地が悪くなります。
③ドライアイになる
レンズのフチ部分が目に直接触れてしまうことで、涙を出す部分もふさいでしまいます。そのせいで、涙が届かなくなってドライアイを引き起こしてしまうのです。
④かゆみを感じる
BCが自分の目より大きいとレンズがズレるため、目のかゆみを感じやすくなります。かゆみをおさえようと何度も目をこすることで、目やにが出てしまうこともあります。
BCのチェックは眼科で！
目のトラブルにならないためにも、自分のBCを知っておきましょう！
まずBCの測り方ですが、自分でやるのは絶対ダメですw
とにかく危険ですので、必ず最寄りの眼科で測ってもらいましょう。
では次に眼科でBCを測る際に使っている機会について教えます♪
あなたはBCを測る機械ってどれかわかりますか？
実は眼科に行く度に毎回と言っていいほど、BCを測れる機械に座っているんですよ！
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