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カラコン装着時間のルールは守ってますか?
カラコンは2000年代に芸能人たちの使用で一気に話題になりました。現在の多くの芸能人が愛用し、日本国内の多くの若い女性から40代の女性も使っている方がいます。それほどにポピュラーなものになり、美しくなるためのマストアイテムになりました。
カラコンの良さといえば、黒目の色を変えられたり、すっぴんでもデカ目になれるところです。まさになりたい自分に変身できるアイテムです。だからこそ、ずっと着けていたい。度ありのカラコンやコンタクトも同様に、できれば長い時間着けていたいと思う人が多いです。
しかし長時間のコンタクトの装用は危険要素がたくさんあります。
しかも、カラコンは普通のコンタクトより目の健康を害するリスクが高いのです。
その理由と、正しい使用時間、使用中の注意点をご紹介します。
コンタクトの装用制限時間は知ってますか?
そもそも、コンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズの1回の最大装用時間をご存知ですか?
推奨されているのは、最大8時間です。
ただし法律で縛られているわけでもないので、「最大8時間ですよー」と言っているだけで、これも結局自己責任みたいなところがあります。
私の友人で変わった子がいたんですが、高校時代にコンタクトの話していたら、彼女が
「わたし、今日ワンデー10日目だよー!」
へ!?ワンデー10日目!?
言葉がめちゃくちゃで思わず笑ったのを覚えています。
しかもそこの、24時間着けっぱなし。過去に朝起きたらレンズが目の後ろ側に移動してたことがあるとか・・・
これは絶対に真似してはいけない例です。
目安は最大8時間。あくまで目安です。
しかもカラコンは普通のコンタクトよりも短めにする必要があります。
その日の体調や、ゴロツキ、違和感があればすぐに外しましょう。
カラコンなぜ使用時間8hまで?
カラコンやコンタクトレンズをつけての外出、出勤、学校だと、どうしても帰る時間になれば、装着時間は長くなりますよね。
「別に平気でしょ。」
そんな考えで8時間以上装着しているままになっていませんか?
もしそうなら要注意。目の健康を害する恐れがあります。
しかも、カラコンは、普通のコンタクトより使用時間を短くしないといけません。
それはなぜか。
カラコンが長時間使用できないのは、カラコンが元々長時間装用できるようにはつくられていないためです。
カラコンは素材に着色をしているために、普通のコンタクトレンズより酸素透過性が悪い傾向にあります。
酸素透過性が悪い、というのは、レンズが酸素を通しにくいということです。
長時間カラコンをしているということは、目が酸素不足になります。目が酸素不足になる程、角膜細胞にダメージを与えてしまい、目が傷つきやすくなったり、感染しやすくなります。
コンタクト装着中は、富士山頂にいるのと同じ
現在のコンタクトレンズは酸素透過性のよいものが主流であり、その角膜酸素濃度は富士山頂付近の酸素濃度と同程度だと言われています。普通にコンタクトレンズをしているだけでも、眼にはかなりの負担を強いているわけです。したがって、コンタクトレンズをしたまま長時間眠ると、眼はさらに酸素不足に陥り、眼障害がより一層起こりやすくなるのです。
引用:日本眼科医会 https://www.gankaikai.or.jp/press/pdf/2004.pdf
日本眼科医会で、このような発表がされています。
コンタクト装着中の目の酸素濃度は富士山の頂上にいる時と同じくらい、酸素を吸収しにくい状態であるということです。長時間の装着は本当に負担大デスヨ!
コンタクト初心者は4時間ほどから
カラコンやコンタクトレンズが初めての人は、最初は4時間くらいから始めてみましょう。
慣れたら徐々に装着時間を長くするように。 いきなり8時間使用したりすると思った以上に目に負担となり危険です。
また、カラコンをしばらく使っていない状態から使用を再開する時も、前使っていたような時間の感覚で使い始めるのはやめたほうがいいでしょう。
コンタクトを長時間使いたいときは?
連続装用できないカラコンは長時間使わないのが鉄則ですが、一日デート後のお泊まりとか、どうしてもカラコンを長時間使いたい時もありますよね。
そんな時は、ファッション性もそれなりにあって目への負担が少ないディファインなど、長時間装用できるタイプを選びましょう!
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