一発屋ダイエットの歴史
この日本において、毎年のように出てくる新種の新手ダイエット名将たち。まるで一発屋芸人のように突如現れては、半年から1年後にはフッと消え、また新しいダイエットが現れます。
あなたはこれまでにどんなダイエットがあったか覚えていますか?ちょっとだけ年表にしてみたので懐かしみながらご覧ください。
過去に流行したダイエット年表
1970年代
ぶら下がり健康法、紅茶キノコダイエット(コンブチャ)、カロリー計算ダイエット
1980年代
りんごダイエット、ゆでたまごダイエット、エアロビクス
1990年代
寒天ダイエット、黒酢ダイエット、ダイエットスリッパ、ダンベル体操
2000年代
白いんげんダイエット、豆乳ダイエット、炭水化物抜きダイエット
1mウォーキングダイエット、ビリーズブートキャンプ、コアリズム
加圧トレーニング、レコーディングダイエット、アブトロニック
2010年代
サバ缶・酵素ドリンク、プチ断食、糖質オフ
カーヴィダンス、ロングブレスダイエット、TRFダンササイズ
いかがですか?私はビリーズブートキャンプが懐かしいなー。ほんとこれまでに様々なダイエット法が現れては、わずかな期間で消滅していきます。 まるで1発屋芸人みたいですよね。
でもおかしくないですか?新しいダイエット法であれば、ずっと残って必ず語り継がれるはずです。雑誌や広告を見たり、読んだりしても、「科学で証明された」とか「実験で実証済み」とか、「最新ダイエット方法」とか書いてある。でも消えるんです。それはなぜか。
理由は簡単。「痩せないから」
悪徳ダイエット商法に騙され続ける女たち
知り合いの出版社関係者がこっそり教えてくれました。ダイエット業界の完全なる闇の部分です。
本屋や、コンビニに行けば本、雑誌があるわけですよね。どの書店でどこにでもあるジャンルがダイエットや美容系雑誌や書籍です。人気だからこそ、そのジャンルの本がずっと店頭に並ぶわけです。つまり世の女性は美容やダイエットに常に興味を持っているということ。
出版関係者に聞いたら、「女性はダイエット本を買ってくれる本当にいい絶好のカモ」なんだそうです。
ネットやCM、雑誌で「今年はこのダイエットが流行る!」みたいなことを書くだけで、みんな買うんだそうです。なぜなら世の女性は本当に美容に興味があるから。男性が性に興味があるのであれば、女性は美容ダイエットなんです。
ちなみに、どこの大手出版社も、売り上げの1割をダイエット関連本が占めるみたいです。数あるジャンルの中でダイエット関連が売上の1割を占めるのであれば、そこに力を注ぐのもわかります。
ちなみにダイエット業界の市場規模は2兆円。カモになってくれる女性がいる限り、1発屋芸人のごとく、手を変え形を変えて、あらゆる方法でダイエット本が出続けます。だってそれを買って信じてくれるカモがいるから。だったら出版業界も、無理矢理でもこじつけて◯◯ダイエット!とか言って新しい本を出しますよね。
ダイエット雑誌は、いかに魅力的に見せるか。
これまでにも、「これって本当に効果があるダイエット?」って言われるようなダイエットを何度も何度も取り上げてきたそうです。でも出版業界では、そのダイエット方法の一面だけを切り取って読者に伝えます。いい部分だけを徹底的に誇張するんだとか。
とにかく魅力的に見せれば、痩せたがっているカモ女は本を買う。「これだけで痩せる!」「楽して痩せられる!」。こんなキーワードを乗せて、上の写真のような、クッソ太った女のビフォーアフターを掲載する。そうすれば買う。「この女が痩せれたのなら私もできる」と、勝手に解釈してくれるから。だとさw
”そこだけは正しい”ってところを良く見せる。ウソはついてないことになるから。で、「これは痩せない」ってことで人気がなくなって、苦情が来ても知らんぷりで通す。そうして風化するのを待ち、また違うダイエット方法を提唱するだけ。そしたらまた儲かるんだそうです。
さいごに
新しいダイエットに何でもかんでも手を出すのはいかがなものでしょうか。本当に正しいダイエット方法は何か。当サイトの読者の方ならわかってくれるはずです。
ダイエット方法なんてごまんとありますが、一番いいのは、
・栄養のある正しい食事
・有酸素運動と無酸素運動
・質の高い睡眠
これでいいんです。
流行りもクソもありません。
短期間で痩せることは不可能。3ヶ月以上の長期計画でないとダイエットはできません。食事は入院食が最高!運動は自重トレーニングで本当に十分ですよ!
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