なんだか眠れない…
不眠症やなかなか寝付けれないという方は世界中にいます。特に日本では、真面目な人間性と、残業が多いことから、ストレスを貯めやすく、不眠に悩む人が多い国です。
統計では日本人の約3人に1人が、不眠の症状で悩んでいるとされています。人口1億2千万人だとすれば、不眠の症状で悩んでいる人の数は推定4,000万人です。不眠大国日本において、不眠の危険性はあなたにも及んでいます。
また、不眠は、健康や女性が気になる美容にも悪影響を及ぼしやすい材料です。化粧品の使用や、食事以上に、睡眠は特に大切にしなければなりません。
なぜ不眠になる?
不眠症の原因はさまざまあります。特に不眠の多い日本では、その原因もいろんなものがあります。
例えば・・・
●生活環境の変化
●人間関係
●仕事の残業
●ストレス
●生活習慣での不摂生
●アルコールやカフェイン
●タバコ
などなど。
重要なのは、不眠の原因を見つけ出さなければならないことです。原因がわからなければ対処のしようもありません。
不眠症は1日2日で克服できるものではありません。時間をかけないといけないので、まずは「自分はどうして不眠症になってしまったのか?」という原因をしっかり見つけましょう。
不眠の原因は3つに分類
不眠の原因は大きく3つに分類できます。生理学的的要因、身体的要因、薬理学的要因の3つです。
漢字5文字を3つ並べてもピンとこないと思うので、1つづつ解説します。
生理的要因
主に生活環境の変化からくる不眠です。環境が変わる、入学や就職、転職、移住、引越しなど様々なことが挙げられます。他にも、海外旅行をしたことによる時差ボケ、怪我や病気による入院生活時、昼夜逆転生活などです。
これらが原因で不眠になることを、「生理学的要因」による不眠と言います。生理学的要因の方の場合は治すのもシンプル。当てはまる項目を改善することにより「不眠症が治った!」と言う方がほとんどです。
しかし、当てはまることを改善すると言っても、就職による不眠であれば、その仕事をやめないといけませんね。でも就職して、不眠になったからと言ってすぐに辞めるのも難しいですし、やめればまた別の会社へ就職するために準備しないといけないので、環境をすぐに変えられない方の場合は不眠症が長引いて慢性化してしまう恐れもあります。
また、環境の変化によるストレスも生理学的要因からくるものが多いです。さらに、生活の多様化によって、食事の不摂生、深夜でも起きていたり、長くゲームをしたり、スマホからくるブルーライトを見続けることによって不眠に陥りやすくなっています。
どんな病気も早めに気づけば治むる確率も上がるって言いますよね。不眠も同じようなこと言えます。不眠もすぐに気づくことができれば治すのに時間もかからず比較的ラクに治せます。しかし、不眠が続いて慢性化してしまうと、環境を変えたとしても治りづらくなってしまいますので、なるべく早めの対策をしたいですね。
身体的要因
身体的要因は、文字通り自身の身体の状態が原因でくる不眠をさします。例えば、春先にくる花粉症によって起きるせき、鼻水がそうです。せきや鼻水が睡眠の妨げになり、寝たとしても熟睡できないことによって不眠になります。また、乾燥肌やアトピーの方だと痒みが睡眠の妨げになります。
身体的要因の場合は、その原因を治療することで不眠が改善される場合がありますので、体に気になる部分がありましたら、まずはそこを改善するように努めましょう!
規則正しい生活リズムを身につけて、怪我や病気を早く治したいですね!
薬理学的要因
薬理学的要因から起こる不眠とは、お酒に含まれるアルコール、コーヒーなどに含まれるカフェイン、タバコに含まれるニコチンによって不眠になることです。
「お酒を飲むと眠れる」これは大きな間違いです。確かに睡眠導入させるためにはお酒はいいかもしれません。しかし、睡眠の質はものすごく落ちます。「眠る為にお酒を飲んで寝る」と言う方がわたしの友人にもいますが、実は眠りを浅くしてしまっていて、良い睡眠はとれていません。
コーヒーなどに含まれるカフェインは、皆さんもご存知の通り、カフェインには興奮作用があります。就寝前に体を興奮させてしまうと、ますます眠れなくなってしまいますので、一日に摂るカフェインの摂取料を考えましょう。そして夜は出来るだけ摂らないように心がけましょう!
タバコに含まれる「ニコチン」には「交感神経」の働きを活発する作用があります。副交感神経はリラックス状態の時に活発になるものなので、交感神経の働きはその逆で興奮状態になります。寝る前にタバコを吸う人がいますが、この行為がさらなる不眠を招いています。
薬理学的要因のよる不眠が当てはまる人は、お酒やタバコと上手に向き合いましょう。
それぞれに合った対処を
以上が生理学的的要因、身体的要因、薬理学的要因それぞれの内容です。ほぼ全ての不眠の原因はこの3つに分類されます。不眠のあなたはどの種類に分類されましたか?また2つ以上に当てはまる人は重度の可能性もありますので気をつけたいですね。
不眠症によって引き起こされる病気(合併症)もあります。特に多いのが生活習慣病です。
「眠れないだけだから大丈夫」。そんなわけありません。次の記事を読めば、不眠の状態がどれだけ危険であるかがわかるかも・・・
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